設定はスクリプトを入れた状態で行います。
まずはMH+ PHV Systemのスクリプトをルートプリムのインベントリーに入れます。
順番的には
→3つの設定用ノートカード
→otherスクリプト
→subスクリプト
→mainスクリプト
この順で入れると誤動作の発生が少ないです。あとあとシステムを全リセットする場合にもこの順で行いますので覚えておいてください。
■ドアの設定はとても簡単です
1.開閉する部分が閉じた状態で、プリム名称を
"DOOR_" で始まる名前に書き換える
ここではDOOR_Rightとします。
このときDescriptionの部分(説明の部分)が空白になっている事を確認してください。うまく消去できない場合は、半角スペース1つでも構いません。
2.ドアにタッチします
初期化を行う旨のメッセージが出力されます
3.開閉する部分を開いた状態の位置へ移動させます
このときDescriptionの部分(説明の部分)に何か値が設定されている状態となっていますが壊さないようにしてください
4.位置が確定したら編集を閉じてタッチします
タッチすると元の閉じた位置に戻り、ドアの設定は完了です。
ドアにタッチしてうまく動作するか確認してみてください。再度設定をやり直す場合はドアが閉じた状態でDescriptionの部分(説明の部分)を空にして、ドアにタッチすれば何度でもやり直せます。
■マルチリンクドアの場合
マルチリンクドアというのは1つの可動部分を構成する部品が複数でできていたり、トラック車やワゴン車の貨物室の扉のような両開きを一度に動かすような場合のことです。
このようなトランクの扉に何かが付いているというような場合もマルチリンクの対象です
両開きなどは左右で違う動きですから個別に設定すれば済みますが、同じ方向に付随して可動する場合は、まずは構成している部分をコピーして1つの別なオブジェクトにしましょう。
このときベースとなる部分をルートにします。
次に本体側でベースとなる部分のドアの設定を行います。
ドアの名称を付けて
閉じた状態でタッチして
開いた位置へ移動させ
再びタッチで完了です
これでトランクの扉だけタッチで可動しますので
位置が合っているか確認しましょう
開いた状態にして
このときの
位置と回転の数値をコピーします
用意してある
リンクした別のドアの方へ編集を切り換えて
コピーした位置と回転の数値を設定します
そして、この状態でのベースにリンクしている部分の位置と回転の数値をコピーします
次に本体側にて同じ部分の設定を行います
このときプリムの名称をベースとなる部分と同じ名称で設定してください。
設定した部分をタッチすると
セットアップが行われます
用意してあった別のオブジェクトは邪魔になるので少し移動させて
コピーした位置と回転の数値を設定します
そしてタッチすると
ベースとなる部分と一緒に元の位置へと戻ります。
これでマルチリンクドアの設定は完了です。
タッチして開く位置が正しいか確認しましょう。
●一回の操作で1箇所しか設定できないため、さらに複数個のプリムで構成されているドアの場合は、この手順の繰り返しとなります。また、真横に開くとか動きが単純な物であれば、数値コピーなど省略して直接的に動かしてもいいと思います。
■ドア類の開閉音の設定
各ドア個別に動作時の音を割り当てられます
設定は config_main のノートカード記載で
プリムに設定したドアのプリム名に対応するように記述します
記述書式は
ドアのプリム名 = 開く音|閉じる音|ロック状態の音|ドア開放アラーム音
として、4つの音で1セットです
対応する音がない(鳴らさない場合は) "*" を設定します
● config_main のノートカードの更新は自動検出ですが希に更新が検知されない場合もあります。その場合は、もう一度更新するかmainスクリプトのリセットで対処してください。
■そのた
・マルチリンクドアの1つの組としての最大個数は5プリムまでです。
・マルチリンクドアという名称ですが特に何とリンクしているなどは無関係で仕組みとして「同じプリム名のものを動かす」というだけなので、後付けで追加したり削除してしまっても問題ありませんが、その特性から同じプリム名だと移動させようとしてしまうので、扉の多い自動車などで名称の重複は注意してください。
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