Xstreet以外のwebマーケット

Xstreetが買収されてからwebマーケットとして比類無い巨大さになっていますが、それ以外もまだまだ存在し特徴もそれぞれあるようなので少し見ていきたいと思います。

XstreetSL
いまやSL公式のサイトですから知らない人はないマーケット。
Landの販売やUsed製品も扱え、アダルト製品も許容するなんでもOKな状態。独自のフォーラムも持ち意見交換や宣伝活動なども活発だが近々フォーラムは廃止される方向との発表ありとLindenLabによる整理が少しずつ行われつつあります。興味深いところは別名ドメインがwww.virtuatrade.comとなっており、SL以外のバーチャルワールドについても視野が向けられているのではないかと思います。

■OnRez
買収により吸収合併というよりは全機能停止となってしまったマーケット。
全ての機能が無料で利用出来たことから利用者も多く、またWEBと連動可能なin-world用ベンダー機器もあったため利便性が良かったと思います。買収後にXstreet側へin-world用ベンダー機器の提供を望む声が多く上がりましたが、買収以前に試験的に提供されていたベンダー機はサービスを停止し、未だにin-world用ベンダー機器の提供はXstreetからは行われていません。

apez.biz
日本から利用している人はほぼ居ないように思いますが、それなりに商品数も多く多機能です。
ベンダー機器:あり(affiliate対応のベンダー機もあります)
Forum:あり
Bank:あり
Leash(他merchantからの商品の組込):あり
たまにin-worldでapezのベンダーを見る機会がありますが特色がよく分かりませんね。
個人的に製品販売ページを設けると言うよりは公開されている再販売可能な製品情報を見て自分のベンダーに組み込んで販売するという展開に強みがありそうです。自分で作成したアイテムを売り込むのではなく、誰かのアイテムを販売して利益を得るという仕組み。

SLShopper.com
総合forumのSLUniverseによるコンテンツの一部ですが独立したドメインも割り当ててあるのでwebマーケットであると言えるでしょう。
専用のベンダー機器は見かけたことがないので、おそらく存在しないと思います。
アダルト製品の取り扱いは無いようです。

metaLIFE
ランドマークの共有などでコミュニケーションを行う独自HUDに付随したマーケットです。
以前はたしかmetaversemartとして別だったような気がしますが現在WEBマーケットを中心としてSLEX,OnRezの買収劇の後に方向性が変わったのかも知れませんね。
ベンダー機器:あり( 他merchantからのLeash機能あり)
Forum:あり
特に新しくなったベンダー器機は1primで提供されているので、ちょっとした場所でも置けそうです。
アダルト製品の取り扱いは無いようです。

slapt.me
急成長中のマーケットで各地にターミナルがあり従来のSLEXやOnRezのような感触。
ベンダー機器は準備中のようです。
特徴としてはin-worldの方はBDSM-LIFE.comの主催の方が兼任しているので、Adult関連商品がとても多いです。(Xcite!やSexGenの独立したカテゴリもあります)アダルトなパワーで人を呼び込んで成長しそうな気がするマーケットですね。

■SLITEM.jp
(日本語)有限会社インシエメの運営。impress系がスポンサーだったと記憶しています。
2009/04/30にてサービス終了になっています。アイテムのカテゴライズが大雑把だったような・・・。

SecondLife TRADING
(日本語)Landのレンタルも行っているmillebrainsの運営するマーケットです。
専用のベンダー機器は無いようです。
アダルト製品の取り扱いは無いようです。
2009年度からの活動が見られず運営forumの質問箱も放置状態なのでヤバそうな感じです。

SecondLife Select Item
(日本語)WEBマーケットというよりは自己登録型アイテムリンク集です。
人気度や評価などの項目が無くひたすら平坦な内容ですね。
運営者が公開されていませんがドメイン名から得られるIPを逆引きしたところ一般のISPのように見えるので、おそらくは自宅サーバーによる個人運営だと思われます。

投稿!eアイテム
(日本語)月刊Webマガジン『eセカンドライフ』のコンテンツの一部ですが自己登録型のアイテムリンク集があります。
でも全く利用されている気配無し lol
サイトの更新も停滞しているように見えるのでマーケットとしての機能はないでしょう。

Meta Commerce
(日本語)Blogコミュニティのslmameが提供するマーケットです。
ショップ個別のBlogも開設することが可能。
ただし取引は企業独自発行通貨の「マメタ」のみが利用されるので直接L$やUS$は利用出来ません。このため(日本の)利用者は多いものの価格設定が妥当でない商品が多く見られます。
購入の際にはin-worldでの価格を確認してから購入した方がよいでしょう。
アダルト製品の取り扱いは無いようですがMature(大人向け)というカテゴリーが設定され現在のPG/Mature/Adultという区分を理解していない状態のようです。

PIGGYBUY
(日本語)東京ピッグサイトを運営するAventiが提供するマーケットです。
東京ピッグサイトとは分けてあり、ユーザー登録も別になっています。
ベンダー機器:なし
商品のカテゴライズが細かく分かりやすいですがTopページのみ英字表記対応であり、やはり日本人専用マーケットという位置づけでしょう。東京ピッグサイトが規模縮小という状況であるので、こちらのWEBマーケットも将来性に懸念がありそうですね。

Vitty
(日本語)コア・ディメンション株式会社が運営するマーケット。
電子マネーのBitCashに対応しているのと、製品登録時に自動翻訳機能を使うことにより他言語の解説も容易に利用出来るという面白い仕組みがあります。
ベンダー機器:なし
製品収容用のBOXを無料で設置させてくれる土地も提供しているらしい。製品売り上げ時に元値L$51以上の場合のみ5%の利用手数料が発生するという変わり種。

seraKOREA
(韓国語)韓国SIMのseraKOREAを中心としたマーケット
土地レンタルなども行っているようです。アイテムはこのモールへの出品に加えて、モール外のアイテムも登録されているように見えるので自由なマーケットとして使われいてるのだと思われます。
独自の企業発行通貨のようなもので価格設定がされていますが同時にL$換算表示も行われるので把握がしやすく、殆どのアイテムはin-worldへのSLURLを持っているようなのでmade in KOREAな物を探すには良さそうです。

///
とりあえず~。やたら日本のWEBマーケットって多いような・・・。
しかもセカンドライフに甘い期待を抱いて参入した跡地のような lol lol
もっと英語圏やドイツ語のマーケットがありそうな気がしますが発見出来ていません。

2009/08/15

Posted by まゆみ.H
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