リアルなサボイアは乗りにくいので
ちっこいサボイア(乗るタイプ)に、でかいサボイア(着るタイプ)で快適なフライト。
でかいサボイアは普通に乗るとprim数が多いのでSIMを超えるときに
よくすっ飛んでっちゃって居なくなっちゃいます。
■制限はアイテムのUUID単位で扱われる
→たとえばCollarとCuffが「Detach抑止」の機能を操作できる場合
Collar側でDetach=nと設定したとします。しかしこの場合Detach=nは
その設定を行ったCollarだけ有効になります。Cuff側は何も変わらないでしょう。
Cuff側からはCollarに対してRLVの設定を変更することはできません。
その理由は簡単です。別のアイテムからRLV設定の変更を出来るようにしてしまうと
せっかくDetach=nと設定しても設定が変更されDetach可になってしまい意味が無いからです。
このように設定した制限がアイテム固有に働く場合は分かりやすいと思いますが
その他の制限も同様にアイテム個別に管理されるため、しばしば混乱することがあると思います。
detach=y/n以外は、殆どがアイテム固有では無い制限です。
テレポート抑止のtplocやsittp、sendimなどですが、同じ例でCollarとCuffの2つのアイテムが
あったとして、Collar側からsittp=nと設定したとするとCuff側ではその制限を設定していない為
sittp=yの状態であるように見えます。ところがRLVクライアント側では何れかのアイテムから
制限を受けている状態なのでsittp=nが働きます。この状態でCuff側からはsittp=yに見えるため
Cuffの機能で対象をObjectに座らせようとして失敗するのは、このように「他のアイテムから
制限を受けている」状態である場合が多いです。
RLV対応アイテムの中には複数のRLVコマンドを複合して扱うものもあります。
たとえば「チャット禁止」とすると"recvchat"と"sendchat"を両方とも=nに設定したり、
CAGEなどはLockやCaptureという操作の中に"tploc"や"unsit"など含まれる場合もあります。
どのアイテムがどのような制限を行うかを知っておく必要があるでしょう。
■制限はLOGOFFで消滅する
→RLVの機能で設定される各種の状態はクライアントには一切保存されません。
再ログインで以前の状態が継続しているように見えるものが多いですが
それらはログインしたときに再び投入されたRLVコマンドを出力しているのです。
■アバターのUUID単位で機能するコマンドがある
→「例外」の設定のみアイテムのUUID単位ではなく、アバターのUUID単位で機能します。
たとえばCollarとCuffがあったとして、Collar側から例外の設定を行うと、それはCuff側にも
影響を与えます。また、Cuff側からCollar側で設定した例外を変更することも可能です。
■インベントリー操作は「フォルダ単位」
→アイテム単位ではなく、AttachもDetachもフォルダ単位で行います。
このため同じフォルダに含まれるアイテムは1度の操作で全てAttach(detach)されます。
故に、もしも同じフォルダに、装着箇所が同じアイテムがある場合は1つしか装着されません。
サイズ違いや色違いなどで同じフォルダに入って居ないか注意しましょう。
◎Layerの服も同じ事象が起こります。シャツが2つ入っていても1つしか装着されません。
■インベントリーフォルダ名やアイテム名に"("と")"を使わないこと
→これは隠し仕様なのか不具合なのか分かりませんが、アイテム名、フォルダ名に
"("がある場合、RLVクライアントは以降の文字を読込まないようです。
"~(Red)","~(Black)"などとアイテム名やフォルダ名を付けると
同じものであるとして扱われます。おそらく"(装着部位名)"として記述することが多いため?
■リネーム出来ないアイテムは更にフォルダを作る
→Attachアイテムはアイテム名に「装着位置」を記述することが前提となっていますが
no modなアイテムである場合はアイテム名を変更できず、そのままでは装着出来ません。
この場合は適当なフォルダを更に配下に作り、そのフォルダに装着位置を記述して
その中にno modなアイテムを置きます。この場合のフォルダ名は装着位置が分かれば
よいだけなので "New Folder(right foot)"とか、適当で構いません。
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うんうん
返信削除わかりやすい解説!!
便利便利~~~
まぁアイテムも作って解説もして、
返信削除それでも私には日本語を話すお相手が未だ居ないんです。
だから製品に日本語マニュアルは付いてないの。