SecondLifeは過去の物として扱われていますが、それでもしばしば比較対象として引き合いに出される事も少なくありません。はたして本当にそうなのか?と感じる部分があったのでチョッとばかり今時の流行のモノと比較してみたいと思います。着目する項目は「接続数」です。よくMMORPGなどゲーム世界では同時接続数が何人?とかプレイヤー人口を競う傾向にありますが、コミュニケーション主体の環境の場合では同時に10000人接続していても目の前に10000人が描写されている環境にある訳ではありませんよね。あくまでも接続数であって、目の前に同時に居る人達は限られているはずです。
その「同時に存在しえる人数」についてSecondLifeでの制限はSIM毎に何人入れるかということになります。
Event Region = 175人 (2022-06より提供開始)
Full Region = 100人 (拡張で110人可)
Homestead = 20人 (拡張で25人可)
Openspace = 10人 (拡張で12人可)
となり、見た目だけなら4つのSIMを "田" 形状に並べた真ん中では、100×4SIM = 400アバターが描画対象となり得る可能性があります。(あくまでも理屈では)それでも現実世界の山手線1連結(10両編成)が運んでくる人数にすら遠く及ばす、ちょっとしたコンサート会場に収容できる最大人数にも全く及ばない事が分かるでしょう。すなわち大人数を同時に扱う事で商業的な成功に利用しようと企んでダメだったという過去があるのです。(人数制限がある事を伏せて一般のWEBサービスのように売り込んだのは作為的ですね)
まぁそんな同一空間内の人数制限について他とチョット比べてみましょう。
Sansar
→ 50人 (ただし仕様上。 40アバターでクラッシュしたとの報告あり)https://www.sansar.com/
High Fidelity
→ 20人 (max 150 )https://www.highfidelity.com/
VRChat
→ 80人 (ただしmax40 + フレンド40の合計)https://vrchat.com/
cluster
→ 2021年07月頃以前の仕様公開イベント:500人
限定公開イベント:50人
ワールド:12人
→ 2021年7月頃以降の仕様
公開イベント:500人(表示は100まで)
限定公開イベント:50人(表示は50まで)
ワールド:25人
https://cluster.mu/
VirtualCast
→ 16人https://virtualcast.jp/
ambr
→ 4(8)人https://ambr.co.jp/
NeosVR
→ 不明(10人ぐらい?)https://neos.com/
Lavender
→ 不明(10人ぐらい?)https://lavendervr.com/
TECO
→ 30人https://teco-vr.com/
Mozilla Hubs
→ 50人https://hubs.mozilla.com/
■参考までに人気のMOであるPSO2では
全ての同時接続数ではなく、ワールド相当=ブロックという単位で1ブロック毎の最大人数 → 190人 (スタンダード枠150 + プレミアム枠40)
マイルームに居る場合は別カウントで
マイルーム毎の最大人数 → 12人 (クエスト毎の上限と同じ。ルームのサイズS~Lは無関係)
になるとのこと。
同一空間内での人数で比べると
まだSecondLifeは充分に他と競る事が出来るのではないでしょうか。
そんなの論理値だろ?と思うでしょうけど
まだSecondLifeは充分に他と競る事が出来るのではないでしょうか。
そんなの論理値だろ?と思うでしょうけど
90人越えで97人までは実際に体験した事があります。
大人数を同時に扱う事は無理だとしても
なんとかは使いようなのではないてしょうか
え?2人だけの世界で充分だって!?
そーいう人達も居ますよね😘
大人数を同時に扱う事は無理だとしても
なんとかは使いようなのではないてしょうか
え?2人だけの世界で充分だって!?
そーいう人達も居ますよね😘
2022-06現在、『Event Region Pro』および『Event Region Elite』のサービス提供開始によりSecondLifeでの1SIM内の最大収容アバター数が175に拡大されました。(Pro / Elite いずれも上限175です)
返信削除https://community.secondlife.com/blogs/entry/11081-event-regions-new-pricing-and-offerings/