別の２代目？ TSR のようなウェブサイト

先の記事で２代目TSR ： The Slave Registry (SR)のサイトが503エラーとなっていたところから、現在は番号照会のページなどは４０４エラーとなり、トップページも何やら初期化となっていて、どうやら本格的に消滅なのだろうと思いますがドメインは生きているので、まだ分かりませんけどね・・・。そんな状態ですが、未だに初代のTSRのドメインから２代目のWEBサイトへと転送が行われているのが少し悲しいかな。

などと２代目の顛末をウォッチしていたら、初代TSRと同じドメイン名で、TLDのみが異なるというサイトを見つけました。 Slaveregister.org という名前で、初代が .com ドメインに対して .org ドメインというだけの違いです。

２代目TSRを狙っていたのかも？

ドメインの登記を見ると
作成日は2017年9月となっていて
これは初代TSRサイトが消滅した年と合致します。

たんなる偶然でしょうか？
もしかして２代目TSRとしてのポストを
考えていたのではないのかと思ったりします。

史実としては
初代からデータベース内容も引き継いだ
Slaveregistry.com が正統な２代目というのはご存じのとおりです。

実際に使ってみていないので、なんとも言えませんが、外部から見て分かるところは登録方法がメールアドレスベースで、登録内容に生年月日と所属国の項目があることが特徴でしょうか。バーコードの出力については過去のWEBサイトでコードについての記述があるので、あるのかも知れませんが見かけた証書画像にはバーコードはありませんでした。登録日や処理日のような証明項目もなく、機能的には初代TSRよりも落ちる気がしますね。拾った画像が古い仕様の物だったと思いたいところですが、下の方に出ている日付は今年の最近ですね・・・。

証書出力のサンプルですが、登録番号のことをここでは SRSN (SlaveRegister slave's number) と表記するようです。更に初代TSR と番号の書式が似ていますが桁数が一部異なり、999-9999-999 と、中央の数字が４桁となっています。規則性は不明ですが、初代との互換性は無いような気がします。どこかのFetish系コミュニティーに付随するサービスなのかとも考えてみましたが、何かに関連するような記述はなく、単独のPublicなサービスであると思われます。

web archive で見てみたところ、現在とはWEBサイトのデザインは異なるものの、2018年頃が活発だった様子で、間の年は飛ばして2023年にリニューアルでもしたのでしょうか。

証書の出力サンプルがネット上で殆ど見つからないことからも slaveregister.org の利用は少ないと考えられます。　とりあえず、TSR初代→２代目→３代目（仮）　な流れとは別のものがありましたってところです。

お勧めは３代目（仮）

初代TSRと２代目が辿った結果から、先々でどうなるかは分かりませんが現在の状態で見る限りでは、やはり３代目（仮）の Slave Reg(istry) を利用するのが最適でしょう。
理由を挙げるとすれば、

・初代と２代目の登録内容も引き継げる（手動ですが）
・漢字文字列も扱えるUTF-8対応（偶然に素通りしているだけでしょう）
・性別や状態の選択肢が豊富で分かってらっしゃる感がある（先代の踏襲＋α）
・確実に登録者数（利用者数）が増えているのが見て取れる登録数の明示
・部分的な文字でも検索可能な便利機能
・検索等に非表示でも利用できるプライベート設定も可

などですねー、下３つとUTF-8対応は先代には無かった機能です。

ドメイン名を１文字間違うとヤバイ

この記事でとりあげたのは slaveregister.org ですが、１文字違いのサイトもあります。 slaveregisters.org です。

第２レベルドメイン名の末尾に "s" が付くだけの僅かな違いです。
こちらも Slave の登録情報サイトとなっていますが、扱っているのはロールプレイではなく本物のSLAVE情報のようでした。管理項目がこと細かく、奴隷の生まれとかブランドマークの種類などもあり、Second Life の中で GOR のロールプレイをしている人ならなんとなく納得できる内容ではないでしょうか。