SRNの略号が色々あるので、おさらい

事実上、3代目の位置となった Slavereg ですが、ネット上には過去のデータが散在するので日本語で言うところの『登録番号』に相当する部分の呼称の違いについてまとめておきます。当ブログの関連の過去記事と内容が重複するので知ってる人にはおさらいとして、知らなかった人は当記事だけ読めば大丈夫。より詳しく知りたい場合は昔話を遡って閲覧してください。

初代:< www.slaveregister.com >

TSR

(The Slave Register)

SLRN

(Slave Register Number)

サイト名の略号は TSR ですが、証書上の表記が SLRN なので TSR と称する場合と SLRN と称する場合の2つがみられる。
2005年迄の初期の番号は6桁で YYY-ZZZ 、後に拡張されて9桁番号 XXX-YYY-ZZZ となる。初期番号は先頭に 000 を付与して番号移行され 000-XXX-YYY となるので見分けることが出来る。証書へのバーコード出力において下段の番号には接頭辞として 2672 が付与される。(最初期では0672の例もあるので固定ではないのかも知れない)

後年での私見の考察だけど、後に2代目となるslaveregistryと同時期に存在し、どちらのサイトも略号はTSRとなるので区別を付ける為にSLRNという名称にしたのではないかと思える。
2016年7月に新規登録停止。
2018年Q3付近でWebサイト閉鎖。
現在(2024年)もドメイン名は有効であり2代目サイトへ転送する設定になっている。しかしながら2代目のサイトは2023年8月頃に消滅した・・・LOL


2代目:< slaveregistry.com >

SR

(The Slave Registry)

SIN

(Slave Identification Number)

SR-SIN

(Slave Registry - Slave Identification Number)

当初は SR あるいは SIN という表記だったが The Slave Register からのデータ統合後、既存の番号はSR-SIN として区別して表記されるようになった。番号の型式は初代と同じ XXX-YYY-ZZZ の9桁。証書などに出力されるバーコード上の接頭語が SLRN の場合は 文字で SLRN と刻印され接頭辞は 2672 となる。 SR-SIN の場合は文字で SR-SIN と刻印され接頭辞は 2673 となる。

サイト自体はTSRと同時期に発足し平行して存在したが2018年にTSRが消滅後に登録データベースを引き継いだことにより新生WEBとして2018年にリニューアルし活性化。その際にバックアップデータの取得日違いでSLRNの2016年分の一部は引き継がれていない。(データ取得日から新規登録停止迄の間に新規登録された部分を消失)また、同時期にトラブルでSR-SINの2015-2017年分のデータを消失している。リニューアル後は安定稼働していたが2020年未明から既存データの参照/更新は出来るが新規登録が出来ないという状態が続き、2023年8月頃にWebサイトそのものが消滅した。


3代目:< www.slavereg.com >

SRN

(Slave Registration Number)

【現行】
以前はフルレングスで Slave Registration Number あるいは SR Number と表記されていたが2024-06-01から SRN と略号表記となった。番号の型式は NN-XXX-YYY-ZZZ の11桁で、先代の書式の先頭に西暦年の下2桁を付与する体系。NNの部分が 00 である番号は先代から移行した番号であることを示す。この 00 の冠詞で移行番号だと判別できるものの、SLRNとSR-SINの刻印の違いと 2672 / 2673 の接頭辞は表記されないので判別は出来なくなった。

2代目が参照と更新は出来るものの新規登録が出来ないという状況を生じ2020年から新規ユーザーの受け入れと後継サイトという役割を目指して始動。先代からのデータ統合は無いものの以前の証明書で登録番号を示すことで同番号での再登録が可能であり実質的に後継だといえる。先代にはなかった検索機能を付加し、名前や番号で検索表示が出来るようになった。2024年6月のWebサイトリニューアルで、より細かな検索条件も付けられるようになり、特に複数 sub(slave) を有する場合のDom側との紐付けも可能になったことがあげられる。また、画像の追加も可能となったことも目新しく感じるが、もともと初代のTSRには画像の投稿もサポートされていた事跡がある。2代目と比較してコミュニティ機能を充実させる方向に進むように見える。


別系:< www.slaveregister.org >

SRSN

(SlaveRegister slave's number)

TSRとは時期は重なるものの別の系譜。TLDが違うだけという。
番号の型式は 999-9999-999 と、一見ではSLRNと同じに見えるが中央の数字の桁数が4桁で合計10桁の番号となっている。

ちなみに1文字違いで末尾に "s" がある slaveregisters.org は、ロールプレイ用途ではなく本物の(歴史的記録の)SLAVE情報を収録したサイトであり全く別のもの。


おまけ:

よく見ることと見たことがないこと

他の人の番号表記で『SLRN : XXX-YYY-ZZZ』とか書かれているのはよく見ます。『TSR : XXX-YYY-ZZZ』と書いてある場合もありますね。はてまたそれを見真似て『SLRN : NN-XXX-YYY-ZZZ』と書いている人も居ますが現行の番号帯の呼称ではないので、現行の番号帯で示す時は SRN と表記しましょう。意味は分かるからいいけれど、意味をちゃんと知って欲しかったりする。 見たことがないのは SRSN の証書ですねぇ。使っている人は果たしているのだろうか・・・?

その他の登録系

他にもいくつか見かけては居るけれど何らかの団体の専用であることが多く、公開状態のオープンなもので、かつ、現在でも残っているものというのは、この TSR の系譜ぐらいだと思います。出会い系以外でその他のロールプレイ向けSlave登録系をご存じの方は、こっそり教えてください。

2024/07/02

Posted by まゆみ.H
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