MH+ デイリービジターズロガー for Discord channel

MH+ デイリービジターズロガー for Discord channel readme (J)


MH+ Online Visitors for Discord channel [MarketPlace]

//特徴//

■デイリービジターズロガー
 本品は設置した地域での日毎でのユニークな訪問者を逐次記録する物です

■Discord の チャンネル 向けの設計
 本品は Discord との連動で利用する前提のアイテムです。
 別途に管理権限を持つ Discord サーバーの環境が必要です。
 サーバーの種別は一般向け/コミュニティーサーバーのどちらでも構いません。

■Discord の チャンネル を利用する利点
 ・Discord 上での検索機能で訪問した日を検索できます
 ・ログの記録数上限は Discord まかせで無限大

■その他の特徴
 ・Discord テキストチャンネルの他にスレッドでの指定も可能
 ・訪問者の付加情報としてプロファイルへのリンク付き
 ・訪問者の付加情報でアバター性別、アカウント種別をアイコン表示
 ・検出高度の範囲制限も可能
 ・HUD として装着しての動作も可能
 ・日毎の記録上限数は ユニークアバターで 3572 です。


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■使い方 (とりあえず文字だけの解説)
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※Discord のアカウントとサーバーの作成が完了している前提です

1. チャンネルを作成します。(またはスレッドでも可)

2. チャンネルに Webhook を設定します

3. 本品を REZ (または HUD として装着) して、タッチ

4. メニューから 【Webhook_URL】を選択して (2.)の Webhook URL を設定

5. (必要な場合)【Time Zone】を選択して UTC 時刻からの時差を設定します
 → 初期状態では 日本時間 (UTC + 9) が設定されています

6. 上記まででまずは【START】を選択して動作確認してください。
 (特に問題がなければ Discord 側に記録が始まります。)


※検出範囲の変更や高度の制限など好みで設定を変えてください。


あってもいいんじゃね? って感じで作りました

訪問者一覧って Freebies でアバター名だけリストするようものや、パネルにアバター画像とともにタイルで並べるものとか色々と既存のアイテムがありますが、あの時訪問してくれた人は誰だっけ? とか、そういえばあの人が以前来たのは何時だっけ? などと遡って知ることは難しいと感じていて 『記録すること』 に重点を置いたアイテムもあってもいいんじゃないかと。。。かと言って専用の外部のWEBサービスや独自の集計システムを構築したりなどせずに気軽に使えて、無料で大容量という、またしても Discord を使ったアイテムとしてみました。


実際の画面 (Discord)

レイアウトは結構悩ましくてモバイルのサイズでも見られるようにと一行を短めにして、かつ、名前の長さにレイアウトが左右されるのを避けて1項目で3段構成にしました。 info の文字の部分はプロファイルへの URL リンクとなっているので、見えないですが各アバターの UUID が埋め込まれていますので文字列検索で UUID 指定でもヒットします。


実際の画面 (Second Life) メニュー項目

メインメニュー

【STOP / START】:動作の一時停止/開始
【Access】:操作可能な対象を限定します
(Everyone / Same Group /Owner Only)
【Scope】:検出対象の土地の範囲を選択します
(Parcel / Parcel_Owner / Region)
【Time_Zone】:UTC からの時差を指定します。
(初期は +9 [日本時間]です)
【Webhook_URL】:Discord 側のWebhook_URLを指定します(必須)
【Thread_ID】:Discord 側のスレッド IDを指定します(任意)
【Reset Data】:格納している全てのデータを消去します。通番も1からに戻ります。
【Range_Low】:高度範囲で限定する場合に低い側の閾値を指定します。
【Range_High】:高度範囲で限定する場合に高い側の閾値を指定します。


※本品はノートカード記述での設定項目はありません。
すべてダイアログからの入力または選択式で設定します。



トラブルシュート と FAQ と 制限事項

筐体の入れ替え(移植)

可能です。好みのオブジェクトに内包しているスクリプトを入れれは利用できます。 ただし移植先筐体の LinksetDATA は全て消去してください。

独自のスクリプトの追加

可能です。 ただし 独自の LinksetDATA を追加するものは使用できません。

ビジター追加時における内部通知 API

内部通知 (LinkMessage) はありません。 しかしビジター追加時 (Discord 側に送信対象とした時) の状態変化の検出については LinksetData の更新イベントを利用してください。 単純にアバター1つで1つのデータです。

独自のLinksetDATAの追加

不可です。 本品ではKEY部のフィルタリングは使用せず、格納順に全処理する構造を採用しています。 異なる書式のデータが混在すると動作しなくなるので追加はしないでください。 なお、格納データの存在を知らずに意図せずデータ追加を行ってしまう場合があります。
【LinksetDATAのあるオブジェクトA】+【LinksetDATAのあるオブジェクトB】とプリムをリンクしてリンクセットとした場合、リンクされた【オブジェクトC】のルートプリムには、元となったオブジェクトAとオブジェクトBのLinksetDATAがマージされて格納されます。 他のオブジェクトとリンクして利用する場合は十分に気をつけてください。 なお、メニューから【Reset Data】を選択することで全て消去することも出来ます。

各アバターのアイコン画像が古い (または添付されない)

本品ではアバタープロファイルの画像は参照せず、my.secondlife.com に収録されているアバター画像を利用することで高速化を図っています。 しかしながら、my.secondlife.com の画像は当人がアクセスして更新しない限りは古いままです。 また、my.secondlife.com に一度もアクセスしないで初期状態の人も居ます。 さらには、my.secondlife.com の設定で外部に非公開とすることもできるので必ずしもアバター画像が取得できるとは限りません。 ご了承ください。

右側に出ているアイコンは何?

ディレイ無しで取得できるアバター情報をいくつか付加しています。
(アバター誕生日などは別途にアクセスが必要なので瞬時の取得は不可)
順番にアバター性別/アカウント種別/ボット表示 の3種が付加されます。
(Discord での絵文字なので利用する環境によっては異なって見える場合があります)

♀️ ♂️ ⚧️

性別の部分は 女/男/(それ以外)

🥇 🥈 🥉
アカウント種別の部分は 金(Premium Plus)/銀(Premium)/銅(Plus)/無印はBasic

🤖
ボット表示の部分は ロボット


言語表示を絵文字にしたい

ひとまずはアイコン表示にしようと検討しましたが無理でした。
🇯🇵 🇺🇸 🇹🇼
Second Life での言語の部分はクライアントが対応している言語の種類のみに限定されるのですが、規定の言語の種類の他にシステムのロケール情報を使うという選択も可能になっており、EN や JA などの2レターコード以外に en-US とか ja-JP や zh-TW など枝付きも存在する状態になっています。 ある程度は選定して変換しようとしても、Discord 側とのコード体系が違い自前変換も難しいのです。 例えば EN というのは Discord 側での絵文字は存在しません 米国であれば flag_us であり 英国の flag_gb とは区別されます。 日本の国旗も JA ではなく flag_jp なので、単純に2桁コードの先頭に flag_を付ければ解決するものではなかったのでした。 そもそも使用する【言語】と所属する【国旗】は別物と捉えるものだと考えるので、そのまま文字での言語情報付加としました。


日毎のカウント上限数 3572 に達すると、どうなる?

カウント上限の 3572 に達すると Discord側への出力を抑止します。
そのまま放置で日付が変わってリフレッシュされると再度出力を開始します。
その間の訪問者データは破棄されます。(どこにも記録されません)
訪問者通番の連続性に拘らず、とにかく訪問記録を継続したい場合は 【Reset Data】を選択することで即時にリフレッシュして Discord 側への出力も再開されます。 まぁ訪問者数が1日で 3572 を越えるようなことは年末のブラックフライデーでもなければ、今どきはそうそう発生しないでしょうね。 必要があれば 3572 超えの対処もスグに実装できますが、そのような日常的に祭りになるような賑わいとなってほしいものです。

訪問者検出の間隔はどれぐらい?

最低 (最も速くて) 3秒おきで回しています。 瞬時に移動してしまう BOT などは検出できないかも知れません。 なお、検出してもアバター表示名などが取得できなかったときは、まだSIM側にアバター情報が反映されていないと判断して次の検出サイクルまでスキップします。

HUDとして装着して持ち運んで使える?

土地に設置でなくてもアバターに装着物として利用することも可能です。

装着状態で動作中のまま別の SIM へ移動も出来ますが Discord 側と通信途中の場合は文字化けなどが起こる可能性があります。 SIM 移動の前に【STOP】で停止することを推奨。



HUD として使うことで交通量調査員向けとして
ネタ用途で面白いかなぁと😀


あとがき

どういうふうに Discord を利活用するかの一例として、こんな使い方はどうですかとの提案をすることで、もっと Second Life での Discord ユーザーが増えるといいなぁとの狙いです。  とにかく コストをかけずに使える Discord を使い倒しましょう。

別に Discord でなくとも、X (旧twitter)、Bluesky、Mastodon などにも出力することは出来ますが、X は、API使用料金が高額なので対象外としても選択肢は色々と考えられます。 なんなら無料のWEBホスティングで スクリプト+データベースのものを使って独自に統計集計システムを作ることも可能ですが手軽に使えることとは程遠いでしょう。 そして Discord の特徴として他とは違うところは他の誰かと共有できることです。 共有しないとしても、全体を他のユーザーに引き継ぐ (譲渡する) ことも可能というのがあります。 使い方次第で色々と Discord は変化します。 


UPDATE INFO

v1.0 - 2025-08-23
initial-release.

2025/08/23

Posted by まゆみ.H
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