SecondLifeの良い?ところ vol.11 - 誰でも最初からレベルMAX!!

不定期シリーズ第11弾!は、Second Life の利用に際して段階的なユーザー序列はなく、誰しもが対等な条件であり新参者も古参者も同じだという部分に着目してみます。

pics by : Grace Adamski - Client's springtime
※画像は本記事との関連はありません。

✨誰でも最初からレベルMAX!!

Second Life では MMORPG のようなキャラクターのレベリングはありません。また利用可能な機能がキャラクター固有のスキルに影響を受けたりすることもありません。まぁ SecondLife がどういうものなのか理解されていれば、そのような疑問が出てくることはないのですが、しばしば分類として『ビデオゲーム』の中に SecondLife が含まれる故に、多くの場合にゲームとして認識されていると見られることが少なくありません。しかしながら『ゲーム』と定義付けるには、優劣や勝敗を決める要素もなく目標もゴールも定義付けられていないので『ゲームではない』と認識を改めるほうが適切でしょう。

レベルはなくても区別されるものもある

例えば VRChat ではユーザーアカウントに対して『トラストレベル』という仕組みがあり、ゲームのレベリングのような数値などによる具体的な閾値はないものの段階的に、Visitor → New User →  User →  Known User →  Trusted User とユーザーの扱いが異なり色々な面で制限を受けたりします。

バトルロイヤルゲームの APEX や Valorant などでは、活動状況(戦績)などによって ブロンズ, シルバー, ゴールド, プラチナ・・・ などレベルではないものの、アカウントが区別されます。

Second Life では、利用状況や利用年数による制限については、内部通貨であるリンデンドルの売買に関する部分のみ制限が設定されていて、新規アカウントでは取引できる金額に上限があり経過日数にて段階的に緩和されます。その他の機能については古参も新参もまったく同じで制限はありません。(しかしながらプライベートアイランドなどユーザー所有の施設の利用に際しアバターの作成年月が若すぎる場合に入場拒否としているところもあります)


レベリングもスキルシステムもないけれど

ゲーム世界であるならば、数値的に成長度合いが分かるレベルやスキルシステムなんかは不可欠ですが、そのような仕掛けがシステム的には無いので何をやっていいのか分からずに Second Life から去っていく人が多いのも事実だと感じます。でも何かに惹かれて SecondLife に来たのでしょうから、最初のきっかけを深く追い求めるのもいいんじゃないかぁと私は思います。無駄に時間とお金を掛けてやっと対等になる世界ではなく、誰でも最初から同じ立ち位置に居られる。SecondLifeは、そんな自由な世界です。

2024/03/09

Posted by まゆみ.H
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