日本語版VS2010 Express にて、Windows XP32(SP3)上でビルドしています。
プラットフォーム指定はV100モデルです。
基本的に無保証、無サポート、気まぐれです。
内容的には本家版と同じでビルドオプションにてWebkitを有効へと設定しただけなので独自の機能はありません。
■全部入りパッケージ Cool VL Viewer for XP32 ( private mod version )
(2021-02-04 UP)
実際にWindows XP32環境にて動作しているものをフォルダ丸ごとCopyしたものです。
このため標準の環境セットとは異なります。
ファイルはこちら → for XP32 (1.26.20.56 test1) (54Mbyte)
source files → google
おまけ1:settings_coolvlviewer_12620_xp32.xml → for XP32 (1.26.20.xx) (11kb / 2023-04-11 UP 変更点は下記コメント参照)
このファイルは通常、自動生成され毎回自動で更新されますが、初回での利用であるとか細かな設定がよく分からないなどの参考のために私が普段使っている物をそのままCOPYしたものです。Windowsの%User%配下、\Application Data\Second life\user_settings\へ収容します。(xml記述の中でローカルのキャッシュフォルダを指定している箇所があるので適宜、各自のPC環境に合わせて書き換えて利用してください)
なお私の好みで共通ライブラリーは非表示設定にしているので必要な場合はデバッグ設定にて変更してください。
おまけ2:LUAの自動実行ファイル → automation.lua (2kb / 2021-01-22 up 中身は2017-04-16と同じ)
このファイルは以前に当BlogのCVL日本語化のページに置いていた物です。ページ削除のためこちらに追記しました。Windowsの%User%配下、\Application Data\Second life\user_settings\へ収容します。【ご注意】
動作環境の私的なバックアップセットという位置づけであり配布物であると考えていません。
あくまでも同じファイルを持っている、あるいはライセンスを有しているという方へ環境構築の参考になればとの考えで公開しています。(正規TPVでない場合に配布物として含むことを許容されない物もいくつか内包しているため、このような注記を付けています。ご理解くださいませ。)
【使い方】
適当なフォルダに解凍してEXEを実行するだけで起動します。
インストーラーではないのでsecondlife://のプロトコルへの関連づけや起動時のオプション付与や各種のLuaスクリプトのアクション実装などは各自で行ってください。
参考までに私は起動オプションは CoolVLViewer.exe --multiple のオプションだけ指定しています。
ピュアなXP32環境の場合はCEFの起動エラーが出ます(対処は旧バージョンのページ参照)
逆にVista以降のWindows系OSで使う場合はCEFをOnにすることを推奨します。
【XP32 - 1.26.20.55以前のバージョンから環境設定を引き継ぐ場合】
・このバージョンから設定ファイルのファイル名を変更しています。(user_settingsのフォルダ)
以前の settings_coolvlviewer_1262050.xml
→ settings_coolvlviewer_12620_xp32.xml と
末尾に "_xp32" と付けてリネームコピーしてください。
・このバージョンから個別設定ファイルのファイル名を変更しています。(各ユーザー名のフォルダ)
以前の settings_per_account_coolvlviewer.xml
→ settings_per_account_coolvlviewer_xp32.xml と
末尾に "_xp32" と付けてリネームコピーしてください。
【標準のCool VL Viewerと違うところ】
・最初から日本語文字セットが入っている
・最初からWindLightセットが少し入っている
・フォントの指定が異なっている (注3)
・環境セットファイルのファィル名が異なっている
・DSFファイルをアプリ終了時に削除しない(→適宜に手動削除が必要です)
・SL公式サイトへ接続時に独自のローカルSplashスクリーンを表示
【主な機能】
・基本的には本家のv1.26.20.49と同等です
おおまかには
○MESH
○Fitted-MESH
○NavMeshおよびPath-Finding
○BENTO
○マーケットプレイスの掲載操作
○アバター物理
○Luaスクリプト
○Experience
△RLV (version = v2.09.23.20 仕様は古いけれどRLVaでなく本家RLVと同じ)
△Parcel Windlight (Luaで同等の動作は可能)
×EEP (注1)
×AniMesh
△Bake On Mesh (注2)
×Universal Wearable
×SL Share(FBやTwitterとの連動機能)
×Discordとの連動
注1:EEPの定義ファイルも扱えません
注2:基本6種のBake on Mesh用テクスチャーのみ対応
(着用型のAniMESHオブジェクトにBOM適用したものは非対応です)
注3:フォントの指定は\skins\default\xui\(言語)\fonts.xml で行います。
以下のフォントは標準のXP32には含まれていないので別途どこかから入手してください。
・fonts.xml (en-us)で指定 → seguisym.ttf meiryo.ttc ArialUni.ttf
・fonts.xml (ja)で指定 → seguisym.ttf
また、指定フォントでなくてもOS標準ものでXP32には含まれていないもので、代替が存在しない場合は文字表示が □ となってしまいます。下記を参考にXP32に含まれないフォントは別途調達してください。ただしXP32のフォントシステムで使えないものもあるので注意が必要です。
・Windows XP の標準インストール済みフォント(TTF)
・Windows VISTA の標準インストール済みフォント(TTF)
・Windows 7 の標準インストール済みフォント(TTF)
なかでも "Cambria & Cambria Math" は必須でしょう。
注4:Cool VL Viewerは公認TPVではないためLinden製UI効果音を内包していません。動作上問題はないですが毎回ダウンロードしてしまうのでローカルに保存するのをお勧めします。詳しい手順は公式フォーラム参照。
●おもなUPDATE内容
2021-02-04 v1.26.20.56 (test1版)
・Universal Wearable用の追加BOM の5種に対応(テクスチャーの表示のみ)
・GPUテーブルファイルを新しい物にUP
・PrivatePoolMemoryの指定値のバグの修正(指定単位はMBで正常に動作するよう変更。互換性を持たせるため2048MB以上を指定された場合、強制的に384MBに置換します)
・EEP用のインベントリー・アセットタイプを追加(問題なく取り扱えるかは不明)
2021-02-03 v1.26.20.55 (test1版)
・Bake on Mesh (BOM) の 基本6種のみ対応
・セキュリティ証明書を最新にUP
・設定ファイルのファイル名変更
・設定ファイル(個別)のファイル名変更
・設定ファイルでのCEF3使用を初期状態でOffへ変更
・設定ファイルでのWatchDog使用を初期状態でOffへ変更
・その他
2021-01-22 v1.26.20.53 (再パッケージ) → DL
・Wind Lightの設定ファィルをアプリ側のフォルダに収容
2020-11-26 v1.26.20.53
・AmazonAWSのクラウド移行に伴うIPアドレス変更対応
●64ビット版など本家Cool VL Viewerとの併用
環境設定ファイルはXP32版として別ファイル名としていますが、その他のファイルはファイル名を変更していないので予期せぬ弊害が発生するかも知れませんが検証していませんので注意
●沿革
2022/05/05 公式ビュワーが MFA (Multi-Factor Authentication) protection 対応となりましたが 旧型のログインもそのまま使えるので現状維持としておきます。ただしMFAの適用はアカウント毎のようなのでMFAを適用したアカウントでは Cool VL viewer for XP32 は使えないでしょう。
https://community.secondlife.com/blogs/entry/10698-extending-mfa-protection-to-viewer-login/
2021/10/10 公式Blogでビュワーからのログイン時の暗号化について、TLSv1.0およびTLSv1.1が11月01日より廃止されるとの発表がありました。
https://community.secondlife.com/blogs/entry/9106-upcoming-security-improvements-to-second-life/
Cool VL viewer for XP32において現状どうなのかパケットモニターで確認してみたところTLSv1.2で接続しているのが確認できたので(たぶん)特に問題はないと思われます。(2021/10/10確認)
2020/11/25 メインチャンネルでのSIMサーバーの殆どがクラウド側へ移行済みとなり(AmazonのAWS)SIMサーバーのドメイン名およびIPアドレスが変更となったため過去のIPアドレス直書き系のビュワーでは動作に深刻な影響が出るようになった。(実質的に使用不可)
2020/02/12 メインチャンネルでのログイン認証での追加データが使用されたため過去のCool VL Viewer 1.26.20.xx系は全てログインエラーとなります。(最低限2019年11月以降のクライアントでないと対応不可)
2019/11/09 Cool VL Viewer 1.26.22.66を最後に.22系の更新は本家で終了となりました。
2019/07/02 メインチャンネルでのUDPアセット対応が廃止。このためCool VL Viewer 1.26.20.23以降(HTTP対応の物)でないとアセットの読込が不可となりました。
2018/04/07 Cool VL Viewer 1.26.20.49を最後にVS2010対応のビルドは本家でサポートされなくなりました。(←Linden側の開発環境がVS2012/VS2013へ移行←MS側がVS2012からXP対応を終了)
2016/07/xx Cool VL Viewer 1.26.18.16を最後に32bit版のビルドは本家で提供されなくなりました。これがきっかけで私家版ビルドの始まりとなりました。
★旧ビルドバージョンについては別ページに移動しました。
初めてCool VL Viewer for XP32を使う場合は参考になるところがあるかも知れません。
→ 過去のビルドバージョンとか
更新お疲れ様でした!
返信削除できるところまでVS2010(XP32向け)のビルドを継続していきます。
返信削除うちでXPをメインに使ってる限りは・・・w
hellp me.... tell me your name sl
返信削除2020-02-12のリスタート後にagni側でログイン問題が発現したので回避用の修正を施したv1.26.20.52版をリリースしました。あと、セットアップ(インストール)がもはや不可能かも知れないので、動作可能な「全部入りパッケージ(zip版)」をリリースする予定です(自分用バックアップかも知れませんが・・・w)
返信削除最近になってWatchdog Timeoutの監視を無効にすればビデオドライバーなどの無反応検出で停止してしまうことが無くなることに気が付いた。どうせデバッグしないからWatchdogはOFF推奨です。かなり安定するけど、それでも落ちる時は突然に落ちる。
返信削除ログイン不能エラー https://jira.secondlife.com/browse/BUG-231530
返信削除の対応修正確認が本日にBETAグループで通知されました。
とりあえずCool VL viewer XP32で突撃してきしたが
特に問題なく接続できていました。
(相変わらずvalue: 10のエラーは出ますがWEB連動絡みなので無視)
自動生成のsettings.xml (settings_coolvlviewer_12620_xp32.xml) のサンプルを更新しました。【おまけ1】
返信削除主な変更点は、
①全面cloud化に合わせ各種Http接続数をRFC規定値(鯖毎に6本)に
②テクスチャー表示をプログレッシブ指定に
③キャッシュサイズを少し拡大→1.5Gbyte
④テクスチャーFetchのリトライカウントをヘッダー参照なしに
⑤OpenGLのテクスチャー圧縮を、圧縮指定なしに
①と②と③は好みです。
④はテクスチャーぽけ防止になるので推奨(そもそもcloudになったので待つ必要なし)
⑤は以前のセッティングだと512×512以上の場合に圧縮指定していましたが
圧縮動作そのものがCPU食いなので動作に支障が出るため外しました。(代償としてメモリー消費量が少し増えます)
なお、セッティング中、AAは×2、異方性フィルタは×2を指定していますが、
私の環境ではGPUドライバーの方でAAは×8、異方性フィルタは×8へと強制変更しています。
注記3にて、OS標準でのフォントの有無に関する追記を加筆しました。
返信削除自動生成のsettings.xml (settings_coolvlviewer_12620_xp32.xml) のサンプルを更新しました。【おまけ1】
返信削除主な変更点は、
①PrivateMemoryPoolsを無効に (ネイティブのWindowsのメモリー管理に任せる)
②FirstAttachNewJointList に"Tail Tip" (たぶんこれは自動で増減する項目)
いまのところウチの環境(XP32)では、これで安定動作しています。
OutFitの保存時に『universal』の文字列が未定義の為、警告メッセージが出るのを
返信削除そのまま無視して OK を押せば動作上は問題ないのですが、
着用しているアイテムによっては、やたらとこのメッセージが出るのが鬱陶しいので
定義ファイルに必要分だけ追記してみました。
解凍してでてくるstrings.xmlファイルを
ビュワーのインストールフォルダ\skins\default\xui\en-us に上書きで入れて使ってください
https://drive.google.com/file/d/1JMl9GxsscrEWrFBADgJE1HFI0XR3vxWj/view?usp=sharing