オマケの光源計測装置

Yumix Prada SIM で開催予定の "Carnevale di Venezia 2022" での屋台での出し物のオマケとして同梱する 『光源計測装置』 の解説です。解説が必要なほど難解な操作は全く無くて、効能としてはリアルタイムに太陽と月と光源の位置、そして色などを数値化および見える色として表示するだけのアイテムです。拙作のフェイスライトの添付品で実際に 「今、 照射している色が分かる」だけです。
(このオマケの添付はこのイベント限定です。フェイスライトはカーニバル終了後に単体でJunkコーナーへ収容予定)

その他の狙いとしては自作する方の参考になればと、スクリプトはFull-Permissionにしています。フェイスライトだけでなく色々な物に応用できればいいですね。

表示している項目は上から順に
COL = 太陽の色
Sun = 太陽の位置
Moon = 月の位置
Light = 光源の位置
RGB = 光源の色 (たぶん) *1
HSL = 上記RGBをHSL変換
HSV = 上記RGBをHSV変換

Time : region = 現在地のRegionの日周期から算出した現時刻
Time : parcel = 現在地のParcelの日周期から算出した現時刻

*1 : 光源の位置と共に色っぽいものが返却されるけれど、関数の説明では未定義となっている


太陽と月の位置以外は全て2019年に追加された新しいLSL関数によるものです。特に一日の長さを返却するLlGetRegionDayLengthとLlGetDayLengthにより、環境設定上の「現在の時刻」を得る事が出来るので、この関数が10年前にあったなら結構色々と変わっていたのではないでしょうか。太陽の角度と高さからある程度の環境上の現時刻は予測できるのですが、太陽の位置は常に一定動作ではなくて季節毎に微妙に変化する(日の出と日の入り時刻も変わる)ので太陽の位置を時間の元ネタとするのには向いてないのです。時間軸の進行に沿って何かをする。そう、ロールプレイに時間は重要な要素になることもあるでしょう。天空の動きに沿った正確な時間を知る事は、もっと早くに実装されていればよかったかも

2022/02/05

Posted by まゆみ.H
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