*XO* 製 Tortur Table の改造

地下設備の家具追加で似たようなアイテムなのですが、品名は "Examination Table" (診察台)となっているけどアイテム名が "Tortur Table" (拷問台)になっている *XO* 製の製品に目が止まり、ただ、そのまま使うには少しばかり貧相な外観が弄れば面白くできそうだとの算段で改造前提での購入です。主には見た目のインパクトに対する改造点を記事にしてみました。

【original】元のアイテムはこの状態で
形状は同じですが
テクスチャーや色合いを変更しました

【original】磔台はREZタイプになっていて
本体LIとは別になっています。
しかしながら磔台と呼ぶには少々耐久性に問題があるような見た目なので、これはチョットいただけないので頑丈な見た目へと改造

【original】吊り台もREZタイプ
これまた磔台と同様で、どうみても吊りに耐えられるような耐久性が感じられないので、これまた頑丈な見た目へと改造


改造した吊り台のほうの仕上がりは、こんな感じで太い角材に支柱を付けて補強した普通の見た目にしています。また、この吊り機能の為に【original】では本体側に透明のLGパーティクル接続用のプリムが付いて、合計で3LIという仕様なのですが、REZ側に接続機能を付けて本体側は2LIの消費で済むように変更しました。


磔台の方は見た目のデザインを大幅に変更したことに加え、せっかくLG用の枷が付いているのだから、鎖のパーティクルを接続しないのは勿体ないので手足ともパーティクル接続を追加してあります。

 

さらには『目隠し』のPROPが内蔵されていて、ちゃんとAVposにも記述されているのですが、AVsitterのRLV機能の影響でSub側から操作不可であることから使えない状態になっていたのをDom側からメニュー選択で目隠しの付け外しを何れの状態でも行えるように改造しました。

また内蔵品の枷ではRLV機能も付いていないことやサイズや位置合わせが面倒など手持ちの枷を使いたいとのニーズに合わせ、内蔵品の枷はメニューからAttach / Detachが出来るように改造してあります。枷が自動装着なのは便利ですが、やはり気に入ったデザインの物を使いたいとかRLV機能が付いてないと面白くないとか細かな対応です。
やっぱり吊り責めなら、水責めも必要な要素かなと、ちょっと不格好ですが大きく拡大したバケツを追加してみました。何かのポーズとセットで出てくる物ではなく、目隠しと同様に任意にメニューからREZ/DeREZできます。吊りの場合は水責め、磔台の場合はエネマなどとの併用で使えるかなと思います。なお高さ調節はAVsitterの標準機能の位置調整でやってください。（手抜きｗ）


いろいろと弄った中で、いちばん頭を悩ませたのが、この『鞭打ち』の動作です。内容はオリジナルのそのままなのですが、このままでは物足りないと感じたのは "音の演出" が、無かったのです。やっぱり鞭を振って、ビシッっと当たる音が必要だと思ったものの、どうやって実装する？という部分でAVsitterでは出来なさそうでした。自前でスクリプトを組んで実装するならアニメーションを再生しながらサウンド再生というのは造作もないことですが、それをAVsitterでやろうとすると、単体でのサウンドと単体でのアニメは出来るのですが、同時というものが見あたらない感じでした、そこでいくつか対処を考えてみました。

◆シーケンス再生案
AVsitterのシーケンス再生で実装することで、【鞭の風切り音】→【アニメ再生】→【鞭が当たる音】という流れは出来るのですが、これだと音と動きが同時ではありません。また、使用されているアニメがループ再生仕様となっているので、都度アニメ停止しないと０フレームに戻ってしまいます。何れにしても単純な動作なのに見た目はシーケンス再生中となって使い勝手も見た目も悪いので、シーケンス案は没

◆鞭のアイテムの中に音再生を仕込む案
これだとアニメと同時に音を流すことが出来ますが、AVsitter側のアニメ再生と同期が取れないことから没（外部のオブジェクトとしての通信になるのでラグの影響を受けズレが出る。またアイテム装着とアニメ再生は同時とは限らない。もひとつ音の再生位置が鞭のルート部分の柄だと音の定位感がイマイチ。）

◆音だけを自前でタイミングを取って再生する案 《採用》
AVsitterからの内部LinkMessageをトリガーにすることから同期ズレが殆どなく、再生タイミングも独立タイマーで制御することで、【鞭の風切り音】→タイマー調整→【鞭が当たる音】→タイマー調整　とループさせ、納得できる仕上がりになりました。工夫した部分はllSleepを使うとラグの影響を受けてしまうのとSleep中にメッセージを取りこぼすことから可変タイマーとしています。

◆もしも自分で作るなら
もっと単純に「鞭打ちアニメ」をループではなく１発仕様にして、【鞭の風切り音】と同時に【AVsitterにアニメ再生指示】→(しばらくタイミングを取ってから)→【鞭が当たる音】とするのがシンプルで確実でしょう。もしくはループ再生アニメとして再生秒数と同じ長さの音をループサウンドで再生してもいいかも。

 

この家具を試してみたい方は "ももいろHouse" へどうぞ。
または期間不明ですがこちらにも同じ物を置いています "秘密の花園" へどうぞ。