Bellisseira の Linden Homes を弄ろうと、外装は派手に弄るのは NG なので、とりあえず家屋の前と後ろにある porch の部分に手持ちのアイテムで柵を付けただけにして、内装の家具選びというところでなんとなく感じた違和感は、またもやスケールの違いでした。やっぱり大きいのです SL の建物は。
標準的なドアのサイズと比べてみる
現実世界のドアの大きさ(海外)
日本の昔の団地サイズだと高さ = 180 ㎝ ですが海外では普通でも 203 ㎝
今どきの新築の戸建てなどでは日本でも 230 ㎝ サイズが人気だとか。
今どきの新築の戸建てなどでは日本でも 230 ㎝ サイズが人気だとか。
玄関ドアを測る (Second Life)
玄関ドアの高さは 3m
天井までの高さは 4m
玄関ドアの幅は 1.18m 程
室内のドアを測る (Second Life)
室内ドアの高さは 3m
天井までの高さは 4.2m 程
室内ドアの幅は 1.18m 程
測った値から考えてみる
玄関ドアと室内ドアが同じ大きさなんて、あまり考証してなくて手抜きじゃん🤭というのはいいととして。高さが 3m であることから現実世界の標準的な高さ(米国)の 80 inch = 203.2 cm の大きさは 147.63 % 増ってところ。この増分で横幅の標準である 30 inch = 76.2 cm を あてはめると 112.5 cm となるので、 Second Life 内での実測値 118 cm というのは許容できる横幅の範囲として妥当だと言えます。しかし、そうであるなら、アバターの身長も同じ倍率にしないと違和感に繋がるというところでしょう。身長 = 160 cm のアバターなら、236.2 cm の身長とならなければなりません。
現実世界での天井までの高さは 標準で 8 feet = 243.84 cm 高いものでも 10 feet = 304.8 cm なので、標準よりは高い天井ではあるもののドアの倍率から考えると Linden Homes の家屋はやや低く設定されていると言えます。
このあたりの大きさのバランスは Second Life ではシステム的に TPV (Third Person View) が中心の世界なので、カメラ位置が常にアバターよりも高いところにあることから FPV (First Person View) と同じにはできないので、背の高い(ドアや天井の高い)構造物とならざるを得ないのでしょうね。また、壁面との距離も Second Life では構造物との衝突でカメラ位置を押し戻す機能がデフォルトなので TPV を考慮すると、どうしても水平方向にも広い空間である必要があります。
この点で VR 環境など xR の世界だと FPV が中心であって TPV モードが備わっていても重要ではないと考えれば FPV でのデザインにのみ集中することが出来て、見た目でも大きさに対する違和感もなくなるでしょう。
Second Life での住居について公式が提供している 「Linden Homes」 で、第2世代の Linden Homes ではこのようになっているという結果でした。これが Second Life 的な大きさの基準だと捉えるべきでしょうか。とかく現実世界の設計図どおりにアイテムを制作しても上手く纏まらないことになりそうです。
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