XP32でSecond Lifeを楽しもう♪

ちょうど去年の7月の末にWindows 10がリリースされてから1年となりますね。昨年も似たようなネタで32ビットOSでのラージアドレスモードについて触れてみましたが今でも変わらずに32bitなWindowsで、しかもXPを使っている人はどれだけ居るのやら・・・。ま、希少種ですね lol
それでも現時点で約10%ものXPユーザーがまだ居るという統計があるのでなかなか無視できない数ではないでしょうか。 (netmarketshare.com 調べ2016-06)

けれどもSecond Lifeの公式サポート対象のOSからは既にXPは除外されているので、何か不具合があったとしても公式な対応は望めません。Second Lifeの公式な動作対象はVista, 7, 8, 10 です

XPはサポートされないだけであって動作しない訳ではありません。今でもXP環境でSecondLifeを楽しむ事が出来ます。今日でもXPを使っているのならOSの設定などは不要でしょうから割愛しますが、単に現時点でもXPでも動作可能なSecond Lifeのビュワーは次のものです。(プライベートビルド除く)


  • Obsolete Platforms viewer (linden公式 viewer version 3.7.28.300847)
  • Cool VL Viewer (Snow globe ベースの非公認3rd viewer)
  • CtrlAltStudio viewer (FireStorm ベースの非公認3rd viewer)


  • この3つのビュワーぐらいでしょうか。
    しかし公式のObsolete Platformsはメンテナンスはされません。CtrlAltStudioについても開発は打ち切られています。このため現時点では実質的に残された選択はCool VL Viewerのみとなります。

    少し前まではSingularity ViewerもXPで使えていたのですがversion1.8.7からビルド環境の都合もありXP対応は打ちきりとなりました。 
    (注:古いバージョンのSingularity ViewerはAIS3に非対応のため公式のSecondLifeではもはや使えません)





    このCool VL Viewerを使うにあたって、いくつかメモ書き的なものをあげてみます。

    ■非公認のTPVであること
    TPV(Third Party Viewer)にはLinden公認ビュワーと非公認ビュワーがあり公認を受けるためには色々と情報公開やら手続きをしなければならず、諸般の理由で公認を受けないビュワーもあります。Cool VL Viewerは公認ビュワーではありません。
    このため非公認故に発生しうる事象がいくつかあります。

    ・インストールパッケージにLindenの生産物を含める事が出来ない
     → 初めてインストールするときに公式のSnow Globeビュワーをダウンロードする動きをするのはこのためです。必要なファイルをLinden公式ビュワーからコピーして使う感じになります

    ・HAVOKを扱う事が出来ない
     → 物理演算をSecondLifeではHAVOKを使って行う仕組みがありますが非公認ビュワーでは扱う事が出来ません。HAVOKを使ったMESHの自動計算を利用する場合は、別途にObsolete Platformsビュワーなどと併用する必要があります

    ・ローカルに一部のリソースを持っていない
     → exeやdllなどの実行形式以外の物でのLinden生産物でUIサウンドなどが非公認なので内包する事が出来ず、使用する度にアセットからダウンロードするのですが頻度の高いものなど一部だけローカルに事前にダウンロードしておく事で回避するようになっています(やらなくても問題はないですが)Cool Vl Viewerのサイトのインストール手順の項を参照してみて下さい

    ・ビュワー識別子の割り当て番号がない
     → この識別子は現在では偽装されてしまえば意味がない事などから使われていませんので問題にはなりませんが、利用されていた時代では「謎の不明なビュワー」という扱いを受けてしまう運命にありましたw


    ■妙な拘りがあるビュワー
    公式ビュワーとの互換性が重要である事は間違いのない事ですが、互換性に拘る故に一部のビュワー(FireStorm ViewerやSingularity Viewer)とは互換性が無い事について知っておくべき必要があります。

    ・テクスチャースケールの精度が少数点下2桁まで
     → これは公式ビュワーがそのような仕様になっているため等しくなるように、あえてそうなっています。FireStorm ViewerやSingularity Viewerで編集した物を公式ビュワーやCool VL Viewerで編集するとズレる事があるのはこのためです。他の人と共同で作業する場合は注意しましょう
    他も数値的精度について公式ビュワー準拠としているために、意図的に高精度に拡張されたビュワーとは互換性がありません。公式ビュワーと互換性を失ってまで機能拡張はしないという拘り

    ・付加機能はできるだけ増やさずシンプルに
     → たとえば被写界深度描写の対応ですが、公式ビュワーと同様に機能のOn/Offしか実装されていません。スクリーンショットなどを撮るのに便利だとは思いますが、描画の再現性が公式ビュワーと結果が異なってしまうことになるため調整機能は無かったりします。ほかにもOpenSIM系だとスクリプトで操作できる事から土地に設定するWindLightの設定やログイン直後に適応する固定的なWindLight設定がありますが、Cool VL Viewerでは公式ビュワーにはそのような機能がない事から実装されていません。

    ・弄れる通信まわり
     → ネットワークの接続数の調整がCool VL Viewerでは可能になっています。やたらと調整項目が多いという特徴ですが弄るのが好きな人には良さそうですがどう設定していいか混乱するだけですねw

    ・VarregionなSIMのMAPにも非対応
     → これもグリッドによっては実装方法が様々に方言が多いため対応されてはいません。もっともOpenSIM用ビュワーであるSnowStormに、そのような機能が無く、OpenSIM系での独自の拡張であることもあげられます




    と、まぁ1癖も2癖もあって勧められるビュワーではないのですが
    XPで動作して、かつ、現時点でもメンテナンスされているビュワーとなると
    Cool VL Viewerしかないのです。頑張って使いこなしましょうw


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