Discord公式のWidgetとは全く別物
以前にDiscord公式が提供しているWidgetについて記事にしましたが、それとは全く違う物です。公式のWidgetは、こんな感じでログインユーザーが一覧表示されるだけのガジェットでした。これはこれで有用だと思いますが個人的に各ユーザーのアクティビティーも見えてしまうので(aaaをPlay中みたいな表示)プライバシー保護の観点としてはどうかなぁと思うところもあります。
超カンタンなセットアップ
複雑で難解なスクリプトライブラリーを別途に導入したりとか、設定項目が色々ありすぎて分かりにくいとか、そーいうのは一切無かったです。
①DiscordのBOTをInvite
②貼りつけたいWEBサイトに好みのスタイルに合わせた短いスクリプトのコードを貼る
たったこれだけ2ステップでした。②貼りつけたいWEBサイトに好みのスタイルに合わせた短いスクリプトのコードを貼る
ご丁寧に導入に関するチュートリアルのページも用意されているのでとても分かりやすいです。
表示スタイルは4種類
- Crate (推奨):右下に起動ボタンが出てクリックするとPopUpでDiscordの指定チャンネルが開く
- html-embed :指定の幅と高さでDiscordを指定チャンネルの選択状態で開く。ほぼアプリ版と同じ見た目
- react-embed :ReactというJAVAスクリプトのUIライブラリー向けのもの
- iframe :JAVAスクリプトが書けない環境向けでIframeにて表示
見た方が速いので、このプログ記事に Crate での表示版を仕込んであります。右下のDiscordアイコンをクリックしてみてください。
html-embed 版は、このプログの独立ページコンテンツの1つとしてセットしてあります。こちらから閲覧できます。
Widgetbotの気になったところ
攻撃用途に使えてしまう?
以前のバージョンだと書き込みなどの機能を直接に呼べるAPIがあったようですが、現在バージョンでは全面的に廃止されていると解説がありました。しかしGuest書き込み用のUser名を記述した場合に誰でも匿名で書き込めてしまうという状態になるので、意図的に悪意を以て投稿することは可能だと考えます。everyoneで書き込めるチャンネルについては低速モードを適用するなど自衛のための工夫が必要でしょう。検索エンジンがDiscord内コンテンツを拾ってしまう
元来ログインしなければ何も見えないクローズドな環境のDiscordですが、Widgetbotにより外部から参照可能なhtmlのエレメントとして見えてしまうので貼りつけたWEBページやブログなどから検索エンジンが入ってくる! というのは意図して狙えば有用ですが、何もしてないと意図せずDiscord内のコンテンツが収集されてしまうという危ない状態になりえます。例として『Minecraft』をキーワードにしてGoogleさんを見てみるといくつかヒットしたりします。
必要であれば検索エンジン避けの対策をしなければなりません。
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