フォーラムでも告知されたとおりSecond Lifeのdefault avatarの選択技としてMESHでのアバターが公式に登場しました。とりあえず見るだけならWEBからでも新規アカウント作成ページで閲覧することも出来ます。以前のアバターが無くなったのではなく、それらはクラシックという扱いで継続されています。全身MESHなアバターとしてはこれまでにもユーザー側で作成された物が色々とありましたが公式に採用されることでこれは公認でありこの路線で行きますよという現れと思います。あたらしいものをどんどん取り入れて「やれば出来る子」っていうところでしょうか、SecondLifeらしいところが感じられますね。MESHアバターは今までも存在したけれどクオリティーが高い物となると、それなりに購入金額も必要になりアカウント作成直後のユーザーでは手が出しづらいものであったけれど、初期アバターとして採用されることで最初から精細なアバターを使うことが出来るようになったのは嬉しい限りですね。(その後に新規ユーザーは服の着替えなどクライアントの操作に苦労させられるかも知れませんが・・・lol)
Second Lifeでのアカウント作成時のアバター選択は所謂MMORPG系などのアバター選択をイメージしていると困惑するかも知れませんね。要するに初期状態の「アバター作成」というステップは存在しません。好みの既製品を選択するのみなのです。ここで選択した物が最初にログインしたときに、その姿に仕上がっているというだけでアバターの詳細な設定はログインした後で行うことになります。(極希に最初に降り立つSIMのラグによって選択したアバターでない場合もあり得ますが笑って許す寛容さも必要ですw)
この初期デフォルトアバターへのMESH採用により先のマーケットプレイス系の告知にもあったとおりMESHアバターとクラシックアバターという区別が公的に用いられるようになりましたが、それだけではないのがSecondLifeの面白いところなのです。デフォアバからはハブられていますが、アバターのボーンを細工したタイニー系統のアバターや、1つの人気商品系列であるPetiteやYabusaka_Babyなどの所謂小さいサイズのアバターを楽しんでいる人達も居ます。もちろんその逆もしかりでオーバーサイズの物もあります。もっとも利用者が多いと感じるのは部分的なボディーパーツを付ける人達かなぁ。「付け乳」と「付け尻」の人気製品群でLolas TangoとPhatAzzの系列が台頭しています。というかほぼそればかりですねw
けれども本当にこれでよいのかと思わなくもありません。アバターを表現するにあたり色々と選択技が増えることは歓迎ですが最もSecondLifeらしいところであるダイナミックコンテンツという部分が薄れてきているようにも感じます。ダイナミック?なにそれ?? と思うかも知れませんが、クラシックアバターであれば、その場でアバターの設定を動的に変化させることが可能でした。手足を長くしたり部分的に大きくしたり形を即座に変えてその場で他のクライアントにも見せることが出来るというもの。静的なものだと綺麗ですが、こうはいきません。そして静的な物だと最初からクライアント側に用意されている巷のMMORPGなどで表現されるアバターの方がより精細で素晴らしいかも知れません。それでも新たにライティングとか影付けがダイナミックに行われるじゃないかと評価したくもなりますが影とかライティングとか普通のオンラインゲームでもあたりまえに行われていることなのでSLにしかない機能とは言えませんよね。なにか、こう、以前にWEB2.0とかの言葉に踊らされた人達なら、もっとSecondLifeらしいSecondLifeでしか出来ないことを今も望んで居るんじゃないかなぁ。
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