Second Lifeの2022年(下半期)を振り返る

2022年は上半期/下半期で分けて記事にしてみました。この記事では後半についてどのような出来事があったか順を追って表題のみ綴っていきます。詳細は個々のリンク先を見てください。他にも何か出来事があったかも知れませんが抜けてるところはご容赦を。上半期部分の記事も併せて参照してください。

2022年下半期 (H2)の出来事

7月

国産行き先ガイドの先駈け《セカンドライフ ガイド》 がCLOSE。サービス期間は2007年2月 ~ 2022年6月末だった
【WEB】特化したコミュニティ・ページを発表。第2弾は『LGBTQ+』 https://secondlife.com/community/lgbtq
【LSL】llReplaceEnvironment, llSetEnvironment 関数の追加
【WEB】公式Forumにてガイドラインを提示。また、サブフォーラム追加や一部カテゴリーを非表示に変更

8月

氏名変更サービスの料金体系更新。値下げとBasicプランでも氏名変更が可能になった
【LSL】llReplaceEnvironment, llSetEnvironment 関数のAditiグリッドへの正式リリース
WEBカメラを使ってモーションキャプチャーでアバターを動かす仕組みを発表

9月

公式ビュワーでのViewer Profilesの表示が統合型に復活。Firestorm Viewerのチームが協力
CasperTechのSecond Life部分をLinden Labが買収
●【LSL】関数:llSHA256String, llGetObjectLinkKey の追加

10月

●【LSL】関数:llGetRenderMaterial, llSetRenderMaterial, llSetLinkRenderMaterial の追加
Premium Plusのメンバーシップに 『SpeedLight viewer』 の無制限アクセスが含まれるようになった
●新しいPremium Plusのメンバーシップ・プランのアナウンス→2022年中(11月)に発表とのこと。(from WebUserMeeting)
●【LSL】関数:llLinksetDataAvailable, llLinksetDataCountKeys, llLinksetDataDelete, llLinksetDataFindKeys, llLinksetDataListKeys, llLinksetDataRead, llLinksetDataReset の関数が追加
●【LSL】イベント:linkset_data の追加
【WEB】The Wall Street Journal に Second Life がメタバースのパイオニアとしてpodcast掲載される
●【LSL】関数:llLinksetDataReadProtected, llLinksetDataWriteProtected, llLinksetDataDeleteProtected, llLinksetDataReset の追加
【WEB】Second LifeのTOSが5年ぶりに更新される。主にTiliaで扱う内容の条項の追加
公認TPVにGenesisが追加される。V1スタイルで低消費メモリーとのこと(Windows系64bitのみ対応)

11月

【LSL】関数:llLinksetData系の関数がRC-Serverに解放される
Premium Plusのメンバーシップ・プランに前提条件なしでHomestead regionを1つ所有できる特典の追加
新メンバーシップ・プラン『Plus』を発表。BasicとPremiumの中間の位置付け
Main Landの土地利用料金改定で値下げ。ただし8192SQM以上の面積が対象、それ未満の面積は価格据え置き
【DEV】ビュワーのソースコードのリポジトリーを全面的にGitHUBに移行 http://github.com/secondlife (これまでは https://bitbucket.org/lindenlab を使用)
【Linden Home】Traditional のテーマ更新。選択できる家の種類の更新などに加え、タウンホールでの結婚式予約が可能になった

12月

プライベートアイランドのセットアップ料金無料キャンペーンを実施。期間は12/01~12/31迄






Linden 公式による 2022年のSecond Life 出来事 Review

2022 - Second Life Year In Review

2023年のロードマップ

上記の公式記事に少しだけ2023年のロードマップ内容が記されていました。
抜粋すると
「物理ベース レンダリング (PBR)、GLTF の採用、反射プローブなど、多くのグラフィックの改良に着手し、これらの機能の最初のイテレーションを来年の早い時期に出荷する予定。」
  • アバターカスタマイズの改善により、バーチャルアイデンティティの作成が容易になり、インベントリのサムネイルによりボックスの中身をプレビューできるようになります
  • 新しいユーザ・ジャーニーの主要部分において、ユーザー維持、エンゲージメント、成長を促進するための新しいユーザ・エクスペリエンスのアップグレード
  • 居住者と、彼らの情熱や興味に合ったコミュニティとをより良く結びつける、新たな「ハブ」の集中的な設置
  • ワールドとアバターを中心としたモバイルファーストの Second Life 体験を初公開
  • スクリプターの生活の質を向上させる新しいLSL機能
  • Second Life 体験の品質とビジュアルフィデリティを向上させるためのさらなる性能改善

2022/12/30

Posted by まゆみ.H
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