クライアントPC環境を整備(Windows)

■nVidiaのドライバー
先日2/18に公式公開されたnVidia Geforce 182.06ドライバ
全てにおいてパフォーマンスアップという報告を随所で見かけたので導入してみました。
自宅のPCでの3D-Mark06のスコアは、こんなのがでました。
Driver:Geforce 182.06(international)
GPU:GF9600GT (OC)
OS:Win XP pro SP3
RES:1280*1024

同じPCで以前に使っていたドライバでは、こんな数値です。
Driver:Geforce 175.19(international)
GPU:GF9600GT (OC)

数%のスコア差ですが違いが感じ取れる気がしました。
ちなみに他のビデオカードの一般的なスコア指標は、
Tom's Hardwareさんのレビュー記事などを参照してください。
現時点でのセカンドライフ公式クライアント(1.21.x系)では
Palletized Textureの描画に関するバグが放置されているので
(衣服やスキンが正常に描画されないという、あの現象です
http://jira.secondlife.com/browse/VWR-7957
http://jira.secondlife.com/browse/VWR-9358
)問題が発生しない175.19を使用していたのですが、これだけの性能比を見てしまってたからには
ドライバを最新の182.06に入れ替えてみたくなり、それでSecondLifeを起動。
結論から述べると182.06ドライバでもPalletized Textureの問題は発生しました。
けれどもクライアントが公式の物でなくmodだからか簡単にRebakeで直ったりとか挙動は少し謎です。
1.22.x系のクライアントが正式にリリースされれば解決する問題らしいので、それまで待つのもいいと思いますが、既に1.22系のCandidate Viewerを導入していたりmodなクライアントを使っている場合だとGeforce 182.06ドライバへの更新はお勧めです。

■FMODのドライバー
fmodなにそれ?だとは思いますがセカンドライフで音を鳴らす(voice除く)為に使用されているものです。
ファイル名は fmod.dll なので、secondlifeをインストールしたフォルダの直下にそのファイルが存在します。
一般的なゲームのCrysisなどでも、このfmodが使われているようでした。
現在での最新はfmod ex 4.x系なのですがセカンドライフでは3.x系が採用されています。
ところがセカンドライフのフォルダにあるfmod.dllは1つ前のバージョンの物のようでした。
(1.21.6.99587のwindows版用SLクライアントの場合です。MACやLinux版は分かりません)

fmodの最新というか最終の3.x系は3.7.5なのでサイトからダウンロードしてファイルを置換してみました。
タイムスタンプは古くなるものの、内容は新しいバージョンのようです。あたりまえか^^

3.7.4 --> 3.7.5の変更点は割愛しますが多くの変更点があるようです。
詳細はファイルに含まれる\documentation\Revision.txtを参照してください。
とりあえずはfmod375に変更をしてもsecondlifeクライアントは正常に起動出来ました。
結果としては、なんとなく音の立ち上がりが良くなったかなぁ・・・という曖昧な感触です。
まぁ音なんて鳴ればいいやーってのが普通だと思いますが lol
最近、セカンドライフでCombat系のSIMによく行くこともあって、そこでは音という要素がとても重要で秒間に何発も銃弾を発射したり、音の大きさや方向などから距離を考えたりとかがあるので音の再現性が重要な人はfmod375への置き換えをしてみては如何でしょうか。

2009/02/27

Posted by まゆみ.H
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