pics by : Maddy Gynoid - Linden Homes 1024sqm
※画像は本記事との関連はありません。
part 1 の記事では Second Life の世界 = Grid は、SIMの集合であるというのを理解できました。この世界 = Grid そのものを所有して 『俺様の世界』というのは Second Life では出来ません。もしも世界そのものを所有したい場合は、ある程度互換性のある環境の openSIM の HyperGrid の世界を訪ねてみてください、あちらでは世界そのものを所有でき、Grid 間で相互接続可能です。
それはさておき、SLでのハウジングには6つの選択肢があると私は考えています。Linden公式での案内では、土地区画をを買うか借りるか、もしくはLinden-Homesを手に入れるか、それともプライベート・リージョンを買っちゃいますか? という3択ですが、現実はもう少し選べるはずです。1つ1つ触れていきましょう。
SIM全域を丸ごとか、それとも分譲地にするか、とかく「土地」を手に入れる
世界の全体は所有出来ませんが、世界を構成する SIM 単位であれば所有することが可能です。いわゆるプライベート・リージョンと呼ばれるもので、グレードは色々と種類がありますが何れも 256m × 256m サイズの面積の1つの独立した島になります。複数個のSIMを隣接配置して陸地を繋げることで大きな島にすることも出来ます。また、Linden管轄の分譲地である Mainland と条件次第で接続することも可能です。そんな SIM 丸ごととかコストも掛かるし、それほど広い面積も必要ないなら『分譲地』として SIM を複数個に区切った区画 (Parcel) として所有することもできます。また土地代金が無料で手に入り安心安全な Linden-Homes も住環境として人気があります。
様々な地形のプライベート・リージョン郡。
世界地図上で市松模様のように見える部分は、このように個人持ちの SIM が配置されている。
隣接しない限りはお互いの SIM の景観は見えなくなる。
世界地図上で市松模様のように見える部分は、このように個人持ちの SIM が配置されている。
隣接しない限りはお互いの SIM の景観は見えなくなる。
とあるリゾート系SIM群の区画割り
左図での白い破線の部分が区画として販売されたり賃貸されたりする。
右図は見た目の地形そのまま。
左図での白い破線の部分が区画として販売されたり賃貸されたりする。
右図は見た目の地形そのまま。
第2世代の Linden Homes の Bellisseriaでの区画割の一例
区画の1つ1つは 1024 sqm サイズの真四角になるように調整され
各区画は多少の差はあるが引き離して配置されている
区画の1つ1つは 1024 sqm サイズの真四角になるように調整され
各区画は多少の差はあるが引き離して配置されている
とある賃貸での区画割の例
1つ1つの区画は小さいものでも 2048 sqm サイズだけれど
ぎっしりと隣接して配置されている。格安のレンタル土地によくありがちですね。
1つ1つの区画は小さいものでも 2048 sqm サイズだけれど
ぎっしりと隣接して配置されている。格安のレンタル土地によくありがちですね。
ここでのプチまとめ
自分の扱える土地となるものは●第1の選択:プライベート・リージョン(SIM丸ごと)
●第2の選択:プライベート・リージョンを区画割りした土地、またはLinden管轄のMainlandの分譲地
●第3の選択:Linden-Homesで取得した区画
レンタル土地の場合は土地リソースが利用できるようになっても土地の所有権は付かない場合もあります。
次回の記事でそれぞれの利点と欠点などにも触れていきます。
Second Life でのハウジング
◆Part 1 : Second Life の世界の構成
◆Part 2 : 家を建てる土地を手に入れる3つの選択肢
◆Part 3 : その1 SIM (Region) の場合
◆Part 4 : その2 区画 (Parcel) の場合
◆Part 5 : 区画 (Parcel) の場合の追記と特記
◆Part 6 : その3 Linden Homes の場合
◆Part 7 : 土地は持たずに「空間」に住む Sky BOX の場合
◆Part 8 : 完成された環境に住む。民営のテーマ
◆Part 9 : 土地も家も持たずに流浪の民として楽しむ
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